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10代のボク
キヤノンA-1とトヨタ・ソアラの共通項

10代のボクキヤノンA-1とトヨタ・ソアラの共通項

ボクが初めて買ってもらったカメラはキヤノンA-1というカメラで、初めて買ってもらった車はトヨタのソアラというクルマでした。

この2つ、当時は「ただ何となく選んだ」と思っていたのですが、それから3~40年ほど経って考えてみると、意外な共通項が浮かび上がってきます。

ボクの「モノ選び」の根底にあるのがこの「共通項」ではないか?という仮説に立ち、今回はお話しを進めていこうと思います。

中2の時に買ってもらったA-1

【写真引用 Canon

実はなぜ当時カメラが欲しくなったのかはよく覚えていないんですね。

ただ写真を撮りたいということよりも、「カメラ」というメカを手に入れたいという思いが強かった様な気がします。

A-1に的を絞ったのはなぜだったのか?

ベースとしてはA-1より前に発売されていたAE-1の「連射一眼」というコピーがかっこよかったということがあります。

この頃から広告コピーにひかれていたんですかね。

ちなみに、A-1の発売は1978年で、ボクは小学校6年生。

当時夏目雅子さんが三蔵法師をつとめる「西遊記」が放送されていて、その提供がキヤノンで、発売されたばかりのA-1のCMをやっていた記憶があります。

「砂漠が舞台で、馬からくだにのった人々をA-1で追って連射する」といった内容だったかと。

これにひかれたんですね。

それとAE-1が「シャッタースピード優先AE」(自分でシャッタースピードを選択すると、他の露出を自動で決めてくれる)だけだったのに対し、A-1は

  • シャッタースピード優先AE
  • 絞り優先AE
  • プログラムAE
  • 絞り込み実絞りAE
  • スピードライトAE

と5つのAE(Automatic Exposure=自動露出)機能を搭載していたのが「スゲー!万能感」となってひかれたんだろうなと。

実はホントはキヤノンのフラッグシップF-1が欲しかったのですが、価格が高かったのと、F-1はプロカメラマン向けで、豊富なAE機能などなかったため使いこなせないなという理由で諦めました。

また祖父がNikonのF2というキヤノンのF-1に匹敵する一眼カメラを持っていたので、「いずれそれをもらっちゃえばいいや」と考えていたということもあります。

このA-1には50mmF1.4の標準レンズと、70-210mmF4を組み合わせて購入。

当時の価格で大体20万円くらいだったと思います。よく買ってくれましたねw

A-1登場時のコピーは「カメラロボット」。1970年代の終わりに、未来を感じさせてくれるカメラでした。

  • 未来を感じさせる仕様
  • そのメーカーのフラッグシップに近い立ち位置(プロ用のF-1を除けばトップ)
  • 万能感

この3点がポイントだったように思います。

そしてこれは大学入学後に購入するクルマ選びにも引き継がれていくのです。

大学入学→免許取得→ソアラ2.0GTツインターボ

【写真引用 トヨタ博物館

大学に入学した年、夏休みに合宿で免許を取り、秋にクルマを購入することになりました。

ただしクルマは「トヨタ」縛り!

私の実家は愛知県で戦前から織物工場を営んでおりまして、トヨタグループの創始者豊田佐吉さんと古い関係にあります。

豊田自動織機内に「自動車部」(後のトヨタ自動車)ができる前からのお付き合いで、国産車を買うなら他の選択肢は許されません。

一応希望は聞かれましたが、半自動的に1986年にデビューしたばかりの2代目ソアラ2.0GTツインターボが届きます。

ちなみにその頃は大学の教養課程が横浜市の戸塚にあったことから、横浜の根岸の森林公園近くに住んでおりまして、愛知県から横浜まで積載車に乗せられて、「白いソアラ」がやってくるわけです。

ご存じの方も多いかと思いますが、ソアラはデジタルメーターを採用。

への字型のバーが伸びていくタコメーターにデジタル表示のスピードメーターが「未来感」を演出します。

レクサスどころかセルシオさえ存在しなかった80年代後半、キヤノンのF-1に相当するセンチュリーという特別枠を除けばフラッグシップといえるこのソアラは、ツインカム&ツインターボという動力性能と、その流麗なスタイリングで、10代後半の若者を万能感で包み込むのです。

10代のセレクトがその後の価値観を形成する

10代で聴いた音楽が、その後の音楽の好みに最も重要な影響を与えるそうです。

確かに一番多感で、可塑性の高い時期ですから、「志学(15歳)の魂100まで」ということなのでしょう。

私の場合はそれがカメラのキヤノンA-1と、クルマのトヨタ・ソアラというわけで、M型ライカ欲しいなあと思いつつもソニーのα-1に惹かれてしまったり、やっぱりポルシェは911だよな!と思いつつ「タイカンクロスツーリスモ」のコンフィギュレーターをいじいじしてしまったりするあたりは、やはり10代の体験は強烈だなあ、と思い知らされるわけであります。

※今回の内容をポッドキャストで配信しています。

ABOUT THE AUTHOR

Iemoto
スギウラナオキ 1966/丙午 生まれ 典型的な双子座

元歌舞伎役者(四世中村雀右衛門 門弟)
JSA認定ソムリエ
AFP/2級ファイナンシャル技能士

現在はライターとして
○伝統芸能
○ワイン
○クルマ
○シニアライフ/お金/ライフプラン

などのテーマで執筆活動をしております。
お問い合わせは
E-mail:naoki0615@gmail.com

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