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新型メルセデスCクラス デビュー

新型メルセデスCクラス デビュー

<photo by Mercedes-Benz>

メルセデスベンツの新型Cクラスが発表されました。

エクステリアは基本的にキープコンセプトですが、内装はトップモデルの新型Sクラスのものをそのまま移植してきたかのような素晴らしい出来で、ライバルであるBMW3シリーズやアウディA4をかなり引き離した印象です。

今回は、現行のC43(W205)に乗る私が、新型Cクラスへの率直な感想を述べたいと思います。

ボディサイズ

ボディサイズは従来型より65mm長く、10mm幅広く、9mm低い(!)もので、全長×全幅×全高=4751mm×1820mm×1438mm。ホイールベースも25mm延長されて2865mmとなりました。

このセグメントもご多分に漏れず、年々大型化していて、ライバルであるA4や3シリーズは更に大きくなっているので、これくらいのサイズアップは仕方ないのではないかと思います。

エクステリア

<photo by Mercedes-Benz>

先代のW205よりもキャビンの位置が後方にずれ、そのことによって、ロングノーズ・ショートデッキ的な「かっこよさ」を演出しています。

また「鈍くさい」印象だったセダンのテールランプが、新型Sクラスのようなスッキリとした東洋美人の目のようになったのも好印象。

これまではリアのスタイリングがイヤでセダンは眼中になかったのですが、これでセダンも選択肢に入るかもしれません。

全体的に力強く、マッシブな印象です。ボンネット上のパワードームが印象的だし、台形のグリルもちょっとだけ「アストンマーティン」チックで、知性の中にも獰猛さを秘めているようで良いですねえ。

インテリア

<photo by Mercedes-Benz>

そして圧巻なのはインテリア!

センターには11.9インチのほとんどiPadなディスプレイが鎮座し、そこから小物入れ→アームレストへと段差なくシームレスに続く感じは、エレガントであり美しい。

AMGラインのカーボン内装のものなどは鳥肌が立つほどの造形美です。

<photo by Mercedes-Benz>

もちろん第2世代のMBUXに対応しており、「はーいメルセデス」でほとんどの操作が可能になっています。

ドライバーの正面には12.3インチのフル液晶メーターが置かれ、ステアリングに備わったスイッチで表示を様々に変えることができるのは、現行の通りですね。

エンジン

<photo by Mercedes-Benz>

エンジンはついに全てハイブリッド化されたました。

ISG(インテリジェントスタータージェネレーター)をトランスミッションとエンジンの間に挟んだマイルドハイブリッドモデルと、プラグインハイブリッドモデルになります。

各グレードのエンジンのスペックは以下の通り。

ガソリンモデル
モデル名排気量(cc)馬力(ps)トルク(Nm)
C1801500170250
C2001500204300
C3002000258400
ディーゼルモデル
モデル名排気量(cc)馬力(ps)トルク(Nm)
C200d2000163380
C220d2000200440
C300d2000265550

ISGはスタート時と高負荷時にブーストを加え、最大15kWの出力と200Nmのトルクを上乗せします。

ということは、最もベーシックなC180でも450Nm相当の大トルクとなり、これはちょと前のNA4L級のトルク!!!。

私がのっているW205のC43のV6ツインターボのトルクが530Nmですから、これがいかにパワフルなエンジンかということがエンジンかということがわかります。

C300なんか、ブースト時は650Nm相当ですからね、もうスーパースポーツの世界です。

このあと発売予定のC63(仮称)では、世界最強の2Lエンジン、421psを誇るA45のエンジンにこのISGを組合わせ現行の71.4kg-mを上回る76.3kg-mを発生させるそうで、これはワクワクがとまりませんね。

今から楽しみです。

今回の内容をポッドキャストでも配信しています。ぜひ聞いてみてください。

ABOUT THE AUTHOR

Iemoto
スギウラナオキ 1966/丙午 生まれ 典型的な双子座

元歌舞伎役者(四世中村雀右衛門 門弟)
JSA認定ソムリエ
AFP/2級ファイナンシャル技能士

現在はライターとして
○伝統芸能
○ワイン
○クルマ
○シニアライフ/お金/ライフプラン

などのテーマで執筆活動をしております。
お問い合わせは
E-mail:naoki0615@gmail.com

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