2020年1月24日(金)、品川のストリングスホテル東京インターコンチネンタルで行われた「デル アンバサダー座談会」に出席してきました。
目玉は先日ラスベガスで行われた「CES2020」で発表された「NEW XPS13」!
NEW XPS13はモノとして「行き着くところまで行っちゃったな」と思わせる完成度であり、XPS13の特徴である狹額縁ディスプレイは、もはや岡本夏生のハイレグの領域に踏み込んだものとなっていましたw
今回は短い時間ですがNEW XPS13を触ってみた感想と、相変わらずゴージャスだったデル アンバサダー座談会の内容をレポートしていきたいと思います。
目次
デルアンバサダー座談会でNEW XPS13を初見
ネガな部分を徹底的につぶして完成度MAXに
NEW XPS13のプレゼンと実機を触ってみた率直な感想は、「完成度MAXだな」というもの。
前回の座談会でデルの中の方にフィードバックしていた「ネガ」な部分が徹底的につぶされており、コンパクトなノートPCとして一つの到達点に達した!と感じたのです。
ディスプレイの狹額縁化は岡本夏生のハイレグの領域w
DellのXPS13といえば、旧来の11型サイズのディスプレイ部分を極限まで拡張し、11型のフットプリントでありながら13型のディスプレイを搭載することを可能にした「元祖狹額縁」マシンです。
(左が2019年モデル、右が2020年モデル)
2019年モデルでも上部・左右の部分は「もうこれ以上は無理」というところまで削られていましたが、2020年モデルでは液晶の下部さえも狹額縁化。
これ以上を望むのであれば、それはモロ出し、つまり額縁部分を無くして液晶のみにするしかありません。
それはもはや岡本夏生のハイレグの領域ですw
(写真引用 livedoor NEWS)
画面のアスペクト比(縦横比)が16:10になった
今回のNEW XPS13のディスプレイはいわゆる4KとFHDなのですが、特筆しておきたいのはXPS13 2-in-1に続き「画面のアスペクト比が16:10」になったこと!
一般的なPCの解像度は4K液晶で3840×2160、FHDでは1920×1080となっており、縦横比が「16:9」となっています。
これはYoutubeやNetflixで動画を見る時に便利だからというのがその理由です。
しかし横に比べて縦が「短い」このアスペクト比は、PCで行われる最も多い
- Webの閲覧
- ワードなどでの文章作成
といった作業には向いていません。
ブラウザで調べ物をする時も、ワードで文章を作成する時も、基本的に情報は縦方向に伸びていくものであり、解像度が必要なのは実は「縦方向」なのです。
その点今回のNEW XPS13では
4K | FHD |
---|---|
3840×2400 | 1920×1200 |
と「16:10」のアスペクト比となっており、ブログ執筆などにも使いやすいディスプレイとなっています。
Windows Hello で顔認証が可能に!
パスワードを打ち込むことなくログインできるWindows Helloには、主に
- 指紋センサーを使った「指紋認証」
- 赤外線カメラを使った「顔認証」
の2つの認証方法があります。
このうち従来のXPS13には「指紋認証」しか用意されていませんでした。
もちろん指紋認証であっても指先でセンサー部分を触るだけでログインできるため十分快適なのですが、「PCの前に座るだけでログインできる」顔認証を一度味わってしまうと、その「触れる」というワンアクションでさえ面倒くさくなってしまうのです。
一方マスクなどをしていると顔認証が効かないという場面があるのも事実。
やはり「指紋認証」「顔認証」の両方があるのがベストです。
その辺りのことを前回の座談会でDellの中の方に熱弁しておいたのですが、私の意見が本社に伝わったのかw、今回は赤外線カメラを搭載。
めでたく顔認証も可能となりました。
キーボードが横幅いっぱいに拡がりタイピングが快適に!
NEW XPS13ではキーボードがボディギリギリまで拡がりました。
そのおかげでキー一つ一つのサイズに余裕が生まれ、タイピングが非常に快適になっています。
(旧モデルとの比較。キーボード横部分の「余白」を比べて欲しい)
メモリ最大32GB搭載で動画編集にゆとり
NEW XPS13ではメモリを32GBまで積むことができるようになりました。
一般的なWeb閲覧やオフィスソフトの使用であれば16GBもあれば十分なのですが、映像系、特に動画編集を行う時のことを考えると、32GBという「ゆとり」があると安心感につながります。
料理はコース仕立てで相変わらずのゴージャスさ
デルさん主催のアンバサダー座談会は毎回ゴージャスなことで有名ですが、今回も料理はコース仕立て。
前菜からデザートまで計5品を楽しむことができました。
お世辞抜きで買わない理由がないNEW XPS13
これだけの料理をいただき、帰り際にはお土産までいただいてしまった私が主張しても説得力に欠けるかもしれませんが、2020年、PCの購入を検討している方には「迷うことなくXPS13をお選びなさいませ」とお伝えしたく思う次第でございます。
あえてネガな部分を探せば約1.2kgの重さですが、軽量ボディを謳う国内メーカーのPCのほとんどがFHDであり4K液晶を搭載していないことを考えると、それ程大きなデメリットとは思えません。
それよりもギリギリまで攻めた狹額縁ディスプレイ、拡がったキーボード、動画編集にも無理がない32GBのメモリ・・・。
買わない理由が見当たりません。
またカーボンファイバーやグラスファイバーでできた「冬でも冷たくない」パームレストなど、XPS13は実際に使ってみた時の使い心地が良いのも特徴です。
ぜひ一度店頭で「触れて」みてください。
ほんと、良いマシンですよ。
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