日経平均 ドル建てベースでは史上最高値更新!だが・・・
『栄光へ向かって走る、あの列車に乗っていこう』
日経平均株価が史上最高値の「3万8915円87銭」を記録した1989年、
私たちは希望にあふれ、夢を見ながら上を向いて歩いていた。
毎日が『痛快ウキウキ通り』だったし、どんなにイヤなことがあっても、
一晩寝ればスッキリさっぱり忘れ去ることができた。
ところが、
2021年2月12日9時現在、日経平均株価は2万9635円88銭。
3万円台は目前、ドル建てベースでは史上最高値を更新さえした。
にも関わらず、このどんよりとした薄曇りのような、気の晴れない憂鬱な毎日はなんだ!
老政治家は暴言を吐きまくり、ねずみ男のような宰相は言葉に詰まり、コロナ禍のおかげで若者達は「出会い」さえままならない。
700兆円を超える時価総額は一体どこにいったのだ!
学生時代のコートから出てきた「聖徳太子」の5万円
数年前、古いコートのポケットから「聖徳太子」の1万円札が「5枚」出てきた。
大学生のポケットに5万円が入っていたのである。
個人にお金が回っていれば、ほとんどの人は悩まない。
恋をして、家庭を持ち、子どもを育てて、消費活動にいそしむ。
「ダメだこりゃ」と思っても、すぐに「次行ってみよう」と考えることができる。
旦那衆のポケットマネーが文化を育て、若者を助け、社会に潤滑油を与えてきたのだ。
個人の消費をベースにした経済の仕組みを作り、政策を立案してくれる政治家はいないのか?
この閉塞感を打ち破る何かが欲しい
『見えない自由が欲しくて、見えない銃を撃ちまくる、本当の声を聴かせておくれよ』
モヤモヤが収まらない。大声でシャウトしたい気分だ。
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